結納とは?
結納とは?
結納とは、結婚の約束を形で表すもので、両親(親戚)の前で男性が女性に誠意を形として、熨斗(のし)・昆布などの食品や酒・結納金などを贈ります。
女性は贈られた結納品を飾って正式に婚約を周りに知らせます。
結納をすることで本人や周囲も婚約の実感が沸き、思い出もできることでしょう。
結納を行うカップルは、現在全体の約半数で、結納の代わりに両親の顔合わせだけを行う場合もありますが、地域によっては結納の習慣が根強いところも少なくありません。
また、最近では両家の顔合わせもかねての略式の結納スタイルが多く、兄弟や祖父母も出席するアットホームな結納が行われています。
結納品は百貨店などで購入できますがインターネットでも多く販売されており、現代風にアレンジしたお洒落なものやかわいい結納品も沢山ありますし、結納セットを使用すれば、目録や受書なども揃っているので便利です。
両家でしきたりが異なる場合もありますので、良く話し合って決めるのが良いでしょう。
結納はいつするの?
結納は結婚式の3〜6ヶ月前に行うのが一般的で、六曜の大安・先勝・友引などの吉日に行う場合が多いのですが、最近では、仏滅以外の都合のつく日に行うのが普通になってきています。
しきたりを気にする方もおられるので、両親と相談して決めるのが良いでしょう。
結納の服装
女性は、明るめのワンピースやスーツなどで上品にし、派手なものや露出の多いものは避けます。
和装の場合は、振り袖や訪問着にします。
男性は、黒色のスーツに白のワイシャツ、ネクタイは白色・シルバー・グレーにします。
結納金額
結納は、男性だと結納品・結納金・婚約記念品代、女性は結納返し・婚約記念品が必要となります。
結納にかかる平均費用
男性
結納品: 1〜20万円前後(関西は結納品に費用をかける傾向が強いようです。)
結納金: 70〜100万円
婚約記念品: 30〜50万円
女性
結納返し:10〜20万円
婚約記念品:10〜15万円
会場費・係り人への心付け・交通費・仲人を立てた場合の費用などが別途かかり、費用は双方で負担するようにしましょう。
食事代1人の相場は、1万円程度で、ホテルや料亭の一室で行う場合、室料が1〜2万円ほど必要となります。
※専門式場では、結納パックがあるところもあります。
また、食事の際に「割れる」を連想させる割り箸を使用することのないように丸箸を使うのが良いマナーです。
自宅で行う場合は、迎える側が費用を負担し、迎えられる側は、同等の手土産などを持参する場合もあります。
結納品
結納品は、いろんな意味が込められている縁起物です。
結納品は正式には9品目ですが、略式の場合、7品目・5品目・3品目のいずれかで、二つに別れないという縁起かつぎから品数は奇数にします。
結納品は、関東式と関西式があり、関東式は双方が同じものを用意して交換していましたが、最近では女性側は関西式のように省略することが多くなっています。
関東式は、1つの台にすべての結納品を載せるのに対し、関西式の結納は飾りが豪華でそれぞれ1品ずつを台に載せます。
関東式の結納品
@目録(もくろく)
結納品の品名や数を記載したもの
A長熨斗(ながのし)
「のしあわび」という干したアワビのことで、伸ばすと長く伸びることから、「末長く」または、「長寿」という願いが込められている。
B金包(きんぽう)
包んだ結納金のことで、男性側は「御帯料」、女性側は「御袖料」とする。
C勝男節(かつおぶし)
鰹節のことで、武家社会でめでたいものとされていた。
D寿留米(するめ)
スルメのことで、日持ちすることから、「幾久しく」(変わらず末永く)という願いが込められている。
E子生婦(こんぶ)
昆布のことで、「よろこぶ」→「子宝に恵まれますように」という願いが込められている。
F友志良賀(ともしらが)
白い麻糸のことで、「共に白髪になるまで長生きできますように」という願いが込められている。
G寿恵広(すえひろ)
1対の扇のことで、「末広がりに繁栄しますように」という願いが込められている。
H家内喜多留(やなぎだる)
柳の木でできた酒樽のことで、「沢山の福がありますように」という願いが込められている。
関西式の結納品
@長熨斗(ながのし)
鶴飾りのこと
A御帯料
松飾り
B松魚料(まつうおりょう)
梅飾り
C寿留女(するめ)
スルメのことで、日持ちすることから、「幾久しく」(変わらず末永く)という願いが込められている。
D子生婦(こんぶ)
昆布のことで、「よろこぶ」→「子宝に恵まれますように」という願いが込められている。
E寿恵広(すえひろ)
亀飾り
F家内喜多留
竹飾り
G結美和(ゆびわ)
H高砂人形(たかさごにんぎょう)
関西式の結納の場合、目録はありますが品数に入りません。